うつ病脱出日記part1

自分が本当にやりたいこと、本当に好きなこと、嫌いなこと、意外と知らない人が多い。沢山の魅力があるにも関わらず、自分は人より才能がないだとか、人より秀でている部分がないと思う人もいる。私もその1人だ。

「他人と比べる必要なんてない」そんなこと昔から知っている。知っていても、知らぬ間に他人と比べてしまうから辛いのではないか!と叫びたくなる。何をしても比べてしまうなら、比べた時に自分が満足できる何かを持っていればいいと思った。だから、その"何か“を探すことにした。

真面目であれば大人たちから認められる、真面目こそが1番であると思い込んでいた。しかし、真面目を貫いた結果、うつ病を発症した。

うつ病の困ったところは、頭の中で悪循環パーティーが盛大に開かれていることだ。このパーティーが開宴されると自力で抜け出すのは中々難しい。では、これが開宴されなければいい話だ。

この悪循環パーティーを開宴させないために私が毎日続けていることが「1行日記」である。

①1日の中で悪かったこと、苦しかったことなど、負の部分をかく。

②1日の中で良かったこと、嬉しかったことなど、正の部分をかく。

③明日の目標をかく。

上記の①〜③を毎日書くだけである。

何を初めても長く続かなかった私であるが、これだけは今のところ半年ほど続いている。ここまで続くと習慣化されるようになった。

この1行日記の良いところは、

・簡単であり、負担にならない。

・後で見返すと、自分の喜怒哀楽を感じる部分がみえてくる。

・書きたくない日は正直にその旨を日記に殴り書きでダルイ!と書けばいい。

・少なからず認知症予防にもなる。

・ペーパーレスな現代だが、やはりペンと紙を毎日使うと文字を忘れない。

この1行日記を続けてわかったことは、自分という人間が意外と面白い生物であるということだ。

他人と比べたら少々変わっているのかもしれない私だが、うつ病完全回復を目指してこの日記を毎日書いていきたいと思う。

お付き合いいただけると嬉しい限りだ。